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2010年7月10日土曜日

日本周遊紀行(116)鹿島 「鹿島神宮」

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日本周遊紀行(116)鹿島 「鹿島神宮」




鹿島神宮楼門と本殿(拝殿)



大洗からは国道51を行くことになる。 
旭村、鉾田町、大洋村は来年(2005年)「鉾田市」として発足することになっているらしい。

北浦と鹿島灘に挟まれた砂丘陵地を行くと、間もなく「鹿嶋市」である。
行政名では「嶋」で、山編に鳥と書いて鹿嶋(かしま)と称するらしい。 
だが、一般的な地域名や固有名は「鹿島」であり、先に市制施行していた佐賀県鹿島市からクレームが来て、古書の「鹿嶋神宮」の表記に因んで、「鹿嶋市」として市制施行したという。 
鹿嶋神宮が、いつの頃から鹿島神宮に書き方が変わったかわ定かでない。 


因みに、鹿島神宮では鹿が神の使いとして崇められ、神宮の鹿園には30数頭の日本鹿が飼われている。 
藤原氏により鹿島神宮を大和の国へ分霊し、「春日大社」の遷宮創建に際して、西暦768年に白い神鹿の背に分霊を乗せ、多くの鹿を引き連れて1年かけて奈良の都まで行ったとされている。

英語で鹿の枝角(つの)をアントラー (antler) と言い、「鹿島アントラーズ」のチーム名の由来ともなっているのは周知かどうか・・?。


国道のすぐ横に、その巨大な鹿島サッカースタジアムがあった。 

このホームグランドである鹿島アントラーズは、1993年に発足して、いさなり初代ステージチャンピオンになっている。 
その後はステージ優勝4回、年間優勝2回、カップ戦でナビスコカップ2回、天皇杯2回のタイトルを奪取している、Jリーグの名門チームだ。
発足当時、ブラジルから招請した、現日本代表監督のジーコをはじめ、ジョルジーニョ、アルシンド、ビスマルク等の海外組をはじめ、秋田、相馬、本田、柳沢、小笠原・・etc、 といったスーパースターを輩出している。


そのスタジアムの近くに「鹿島神宮」がある。

鹿島市・JR鹿島線の鹿島神宮駅の傍に「鹿島神宮」が鎮座している。

「鹿島」という名称が並んだが、因みに「鹿島」と言う地名は「神島」から成ったとされ、古記にも表記されているらしい。 
その鹿島という地名は、全国的にも分布していて、地名地図事典では16ヶ所くらいで在るそうだ。
共通するのは海辺に近く、海と陸地の接点あるいは境界領域に位置している地域である。
陸地の最果ての地点、あるいは最先端の場所として意識されているようで、従って、ここ鹿島も畿内の大和朝廷から見ると、東国のはて(涯)と見なされていたようである。


鹿島神宮は皇紀元年、西暦紀元前660年の創祀とつたえられ、「東国三社」の一つにも数えられている名社である。 

東国三社とは、「鹿島神宮」のほかに千葉県佐原市の「香取神宮:沼尾社(経津主神・フツヌシノオホカミ)」、鹿嶋市の隣りの茨城県神栖町の「息栖神社:坂戸社(天児屋命・アメノコヤネノミコト)」で、いずれも鹿島の大神と共に東国開拓、そして先導した神とされ、同様の神武皇紀の時期に創建された二千数百年の歴史をもつ古社である。


その昔、「お伊勢参りの後の三社参り」と呼ばれるほどの篤い信仰を集め、これらの社は、何れも茨城と千葉の県境、水郷と呼ばれる一帯で、利根川、常陸利根川、霞ケ浦、北浦などを中心とした水の豊かな情緒溢れる土地に鎮座している。

「常陸国風土記」の香島郡の項に・・、
『 孝徳天皇の御代、神郡が置かれ、其処に有ませる天の大神の社、坂戸の社、沼尾の社、三所を合せて、惣べて香島の天の大神と稱ふ 』とある、この「天の大神の社」が当社・鹿島神宮のことである。 
当時は、坂戸社と沼尾社を合せた神宮とされていたが、現在、両社は境外摂社となっている。 

「鹿島神宮」は武勇の神として古くから皇室や藤原氏の崇敬を受け、さらに鎌倉期以降は武家政権の信仰も得てきた。

当時、「神宮」というのは最高位の神位で、伊勢神宮、香取神宮と鹿島神宮の三神宮だけだったとされていた。 
常陸国一宮で、旧社格は官幣大社であり、「武甕槌神」(たけみかづちのかみ)を主祭神とする。 
香取神宮に祀られている経津主神(ふつぬしのかみ)とともに武芸の神とされている。


引続き「鹿島神宮の祭神」




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