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世界遺産・知床(16)羅臼 「知床旅情」
<写真:森繁久弥像が立つ「しおかぜ公園」
羅臼の町の国道から半島沿いの東海岸・道道87号線を行くと、すぐ右側沿いに在るのが「しおかぜ公園」である。
高台にあるので幅広い羅臼漁港の岸壁や最北の太平洋そして、あの「北方四島」の一つ・国後島(くなしりとう)を望むことができる。
羅臼は、森繁久弥氏と「知床旅情」に縁があることは知る人ぞ知る地であろうが、ここの公園は映画「地の涯てに生きるもの」のロケ地で,
森繁久弥氏がモデルになった「オホーツク老人」の碑が立っている。
「知床の岬に はまなすの咲く頃・・・」から始まるあの歌詞であり、あの有名な昭和の名曲『知床旅情』の出だしでもある。
このことは作家・戸川幸夫が、1959年から知床を訪れたことに始まるという。
戸川氏は昭和期の小説家で、特に、動物を主人公とした「動物文学」、「動物小説」というジャンルを確立させ、動物に関しては正しい観察、知識を元に物語を書いていた。
その知床の旅の道中に立ち寄った番屋で、漁師から聞いた話をもとに書いた小説が、「オホーツク老人」であった。
その小説が発表された後すぐ、これを映画化しようと考えたのが森繁久彌(もりしげひさや)氏自身であったという。
映画のタイトルは「地の涯に生きるもの」で、主人公の老人役を森繁が演じ、しかも知床としては初めての映画ロケということもあって、羅臼は村(現在の羅臼町)をあげて、大々的に歓迎し、村長も全面協力を申し出たという。
そして、村人もエキストラとして多数参加し、村の人たちとも交流の機会も沢山あったようである。
これらに感激して別れの時に作ったのが「知床旅情」のはじまりで、当時は、「サラバ羅臼」という題名であったという。
そして別れに際し、見送りの村民と歌の大合唱となり、感動的フィナーレを迎えたという。
その後、「知床旅情」が広まっていくのである・・が、
10年後、加藤登紀子氏が「知床旅情」を歌ったは周知であり、これが爆発的な人気を呼び、これが引き金となって知床観光ブームへと繋がっていったといわれる。
その後も、石原裕次郎、美空ひばりなど多くの歌手たちに歌われた。
「知床旅情」の発祥地とでもいうべき場所が、羅臼町市街地に近い「しおかぜ公園」であり、歌碑や森繁氏そっくりの「オホーツク老人の銅像」が記念として立っている。
『知床旅情』が巷で歌われた当時の世相は、「ディスカバー・ジャパン」という旅行会社のキャッチフレーズもあって、全国的に旅行熱が高かった時期でもある。
北海道・知床が特にその風が吹いていたようで、山口百恵の「いい日旅立ち」の曲に乗って、「知床旅情」の唄に引き寄せられるように観光客が訪れたという。
その頃の知床は、人・人・人の山だったといい、景色と言うより人の後ろ姿を見て歩いた、という笑えるようなエピソードもあるくらいだったとか。
「世界遺産」となった今日、第二の知床ブームが押し寄せているというが・・?。
『知床旅情』 作詞・唄 森繁久弥、加藤登紀子
知床の岬に はまなすの咲く頃
思い出しておくれ 俺たちのことを
飲んで騒いで 丘に登れば
はるかクナシリに 白夜は明ける
別れの日は来た ラウスの村にも
君は出てゆく 峠を越えて
忘れちゃいやだよ 気まぐれ烏(カラス)さん
私を泣かすな 白いかもめよ
次回は、羅臼「羅臼八景」です
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「スキー履歴」
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2010年3月9日火曜日
2010年3月8日月曜日
世界遺産・知床(15)羅臼 「露天・熊の湯」
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世界遺産・知床(15)羅臼 「露天・熊の湯」
羅臼川の湯の橋に早朝の掃除の時間を知らせる「木板」と露天風呂・「熊の湯」
夕刻が近づいたので先を急ごう。
知床峠の茶屋で一服した後、その霧の中を羅臼へ向う。
かなりの急勾配の屈曲した道を慎重に下る。 途中右側に無料の野天風呂「熊の湯」が有ったが、時間の都合で明日早朝に入浴することにした。
一旦、海辺の道の駅「羅臼」で一休みし、ここで小生の「来北・羅臼」を記念して、実家へ羅臼産の「タラバ蟹」を送った。
因みに、先般訪れた時、カミさんが同じ店で、同じ店員で、同じ物を娘家族に送っている。
観光協会があって、そこで紹介してもらった「知床観光ホテル」へ向かった。
そこは、来た道を戻るようであったが、少々高台の国道沿いの右側にあった。
「観光ホテル」と言うから、それなりのイメージと期待をもって訪れたが、それは脆くも崩れた。
館主にはチョイト失礼ながら、そこは鉄筋コンのボロホテルであり・・よくよく見ると、学校を買い上げた改造物件であった。
尚且つ、食事はスーパーから買ってきた物を、そのままバイキング方式であつらえた物であり、数多く旅先へ出向いたが、これ程劣悪な食事も初めてであった。
管理者・オーナーには過酷だが敢えて記載しました。
しかし温泉は良かった、これだけが慰めであった。
『羅臼温泉概要 』
泉 質 含硫黄ナトリウム塩化物泉
泉 温 高温泉(97度)
効 能 神経痛・筋肉痛・高血圧症他
案 内 北海道目梨郡羅臼町湯の沢町 (羅臼観光協会)
TEL 0153-87-3360 (9時から17時)
ガイド 特に無料の露天風呂は人気があり、名前は「熊の湯」といい、羅臼の町から山側に約3km入った羅臼川沿いの山間にある。
北海道の9月末は既に暖房の季節であった。
昨夜は一日のマトメの執筆を行うのに早速暖房を入れ、入れ過ぎてやや暑いくらいであったが。
十畳以上も有ろうかと思われるこの広い部屋、今朝5時40分頃目覚めたが、さすがにウスラ寒さを感じた。
とりあえず、朝飯前に昨日果たせなかった野天風呂・「熊の湯」へ浸かることにした。
宿を出て横断道路である国道334を知床峠方面へ、車で五分程度で着いた。
数台の駐車場があって、湯ノ沢川を渡った所の木の幹に「熊の湯」の看板が有り、その左側にそれらしいものがあったが、・・ンン・・、残念無念、早朝は清掃のため閉鎖中との事であった(6~9時)。
実は、以前道東巡りの折、この「熊の湯」には一度浸かったこっとがあった。
その時の様子をふまえて。
因みにこの露天風呂は道内でも比較的人気が高く、知床を訪れる温泉マニアは必ず寄る所で、羅臼川の上流、湯ノ沢川に源泉が在り、野天浴槽は野趣満点である。
国道沿いの「羅臼川」の木の橋を渡ったところに共同の無料露天風呂があり、男女別に脱衣所と風呂場が設けられているので、のんびり秘湯気分を満喫できる。
すぐ横にの渓流を望みながら、周りは樹林帯が鬱蒼としている。
エゾシカが常時姿を見せ、時折、その名の通りヒグマが顔を出すというが、もちろんこの時は入浴は中止になるらしいが・・?。
簡単な更衣室があり、のんびり秘湯気分を満喫できると思いきや・・!、実は、ここの温泉は極めて熱い・・!!。
予想以上に熱いので、掛け湯を充分に行って熱湯に馴らしてからの入浴になる。
知らず飛び込むと、「ぉうわぁ、あつっちっ」なんて事になる。
お湯がとても熱いので一回に湯船に浸かる時間はせいぜい2分くらいだろう、その間身じろぎもせずじっと「耐える」のである、2回目、3回目入出を繰り返すうち、不思議とピリピリとした「熱湯感」がなくなってくる。
それで熱湯の苦手な小生などは、やはり2分以上入れないのは悔しい。
熱そうにしている観光客に堪り兼ねて、地元の人が「ほれ、一回出てからもう一回入ってみれ」等とアドバイスしてくれるのであり、旅行者は浮かれ気分で入ってはいけないのである。
勿論、露天風呂は男用、女用と別々にあるが・・、
男湯は簡単な脱衣場があるだけの完全な露天風呂であるが、向こう隣にある女湯は立派な・・?囲いの中にある。
女湯から出てきた女性は、通りがかりでもあり必ずや男湯を覗いて、「あらいやだ・・、男の方は丸見えよ・・!!」などといいながら帰って行くらしい。
このあたりがこの温泉のおもしろい所でもある。
熊の湯は本来、地元の漁師さん方が一日の仕事の疲れを癒す生活の場所でもあり、観光客のためではないのである。
何故なら、この熊の湯は「熊の湯愛好会」の方々が造成したもので、日々清掃し、管理をして頂いていて、お陰で綺麗で清潔な露天風呂なのである。
熊の湯は「秘湯」ではあるけれど、事実上は秘湯ではないかもしれない。 地元の方々が家族連れで通う「みんなの温泉」である。
そこは羅臼やその周辺に住む人々の憩いの場であり、日常生活の一部であり、公共の場所である。 当然利用上のルールやマナーがある。
因みに、熊の湯の入り口には地元民による『入浴十ヶ条』<というのが記されて在る。
その1 入浴前に「注意書き」をよく読むこと
その2 湯船時は体を洗い、更にお湯を2,3杯かぶってから入ること。
その3 湯船に入って熱いと思ったら、1回目、2回目、3回目と静かに入ること。
その4 湯船に入って熱いと思ったら周囲に相談して冷ますこと。
その5 浴場には絶対アルコール類は持ち込まない事。
その6 湯船に水着で絶対に入らないこと。
その7 誰もいない湯船でも、出した水は必ず忘れず止めること。
その8 ここのお湯は飲服用しても体に良いのでぜひ服用して下さい。
その9 湯船を掃除している時は、お手伝いをお願いします。
その10 入浴を数回繰り返すと十分に温まります、疲れをとってお帰り下さい。
(羅臼町、羅臼町観光協会、熊の湯愛好会)
羅臼温泉 『熊の湯』
泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
泉温 源泉95℃、浴槽42~44度(熱め)
効能 神経痛・冷え性・慢性皮膚病・筋肉痛・きりきず
料金 無料
施設 更衣室あり
浴槽 男女野天風呂(女性―囲い有り)
案内 目梨郡羅臼町湯の沢町 (羅臼観光協会)
以上、過ぎし日の「熊の湯」入浴体験記より。
次回は、「羅臼」
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世界遺産・知床(15)羅臼 「露天・熊の湯」
羅臼川の湯の橋に早朝の掃除の時間を知らせる「木板」と露天風呂・「熊の湯」
夕刻が近づいたので先を急ごう。
知床峠の茶屋で一服した後、その霧の中を羅臼へ向う。
かなりの急勾配の屈曲した道を慎重に下る。 途中右側に無料の野天風呂「熊の湯」が有ったが、時間の都合で明日早朝に入浴することにした。
一旦、海辺の道の駅「羅臼」で一休みし、ここで小生の「来北・羅臼」を記念して、実家へ羅臼産の「タラバ蟹」を送った。
因みに、先般訪れた時、カミさんが同じ店で、同じ店員で、同じ物を娘家族に送っている。
観光協会があって、そこで紹介してもらった「知床観光ホテル」へ向かった。
そこは、来た道を戻るようであったが、少々高台の国道沿いの右側にあった。
「観光ホテル」と言うから、それなりのイメージと期待をもって訪れたが、それは脆くも崩れた。
館主にはチョイト失礼ながら、そこは鉄筋コンのボロホテルであり・・よくよく見ると、学校を買い上げた改造物件であった。
尚且つ、食事はスーパーから買ってきた物を、そのままバイキング方式であつらえた物であり、数多く旅先へ出向いたが、これ程劣悪な食事も初めてであった。
管理者・オーナーには過酷だが敢えて記載しました。
しかし温泉は良かった、これだけが慰めであった。
『羅臼温泉概要 』
泉 質 含硫黄ナトリウム塩化物泉
泉 温 高温泉(97度)
効 能 神経痛・筋肉痛・高血圧症他
案 内 北海道目梨郡羅臼町湯の沢町 (羅臼観光協会)
TEL 0153-87-3360 (9時から17時)
ガイド 特に無料の露天風呂は人気があり、名前は「熊の湯」といい、羅臼の町から山側に約3km入った羅臼川沿いの山間にある。
北海道の9月末は既に暖房の季節であった。
昨夜は一日のマトメの執筆を行うのに早速暖房を入れ、入れ過ぎてやや暑いくらいであったが。
十畳以上も有ろうかと思われるこの広い部屋、今朝5時40分頃目覚めたが、さすがにウスラ寒さを感じた。
とりあえず、朝飯前に昨日果たせなかった野天風呂・「熊の湯」へ浸かることにした。
宿を出て横断道路である国道334を知床峠方面へ、車で五分程度で着いた。
数台の駐車場があって、湯ノ沢川を渡った所の木の幹に「熊の湯」の看板が有り、その左側にそれらしいものがあったが、・・ンン・・、残念無念、早朝は清掃のため閉鎖中との事であった(6~9時)。
実は、以前道東巡りの折、この「熊の湯」には一度浸かったこっとがあった。
その時の様子をふまえて。
因みにこの露天風呂は道内でも比較的人気が高く、知床を訪れる温泉マニアは必ず寄る所で、羅臼川の上流、湯ノ沢川に源泉が在り、野天浴槽は野趣満点である。
国道沿いの「羅臼川」の木の橋を渡ったところに共同の無料露天風呂があり、男女別に脱衣所と風呂場が設けられているので、のんびり秘湯気分を満喫できる。
すぐ横にの渓流を望みながら、周りは樹林帯が鬱蒼としている。
エゾシカが常時姿を見せ、時折、その名の通りヒグマが顔を出すというが、もちろんこの時は入浴は中止になるらしいが・・?。
簡単な更衣室があり、のんびり秘湯気分を満喫できると思いきや・・!、実は、ここの温泉は極めて熱い・・!!。
予想以上に熱いので、掛け湯を充分に行って熱湯に馴らしてからの入浴になる。
知らず飛び込むと、「ぉうわぁ、あつっちっ」なんて事になる。
お湯がとても熱いので一回に湯船に浸かる時間はせいぜい2分くらいだろう、その間身じろぎもせずじっと「耐える」のである、2回目、3回目入出を繰り返すうち、不思議とピリピリとした「熱湯感」がなくなってくる。
それで熱湯の苦手な小生などは、やはり2分以上入れないのは悔しい。
熱そうにしている観光客に堪り兼ねて、地元の人が「ほれ、一回出てからもう一回入ってみれ」等とアドバイスしてくれるのであり、旅行者は浮かれ気分で入ってはいけないのである。
勿論、露天風呂は男用、女用と別々にあるが・・、
男湯は簡単な脱衣場があるだけの完全な露天風呂であるが、向こう隣にある女湯は立派な・・?囲いの中にある。
女湯から出てきた女性は、通りがかりでもあり必ずや男湯を覗いて、「あらいやだ・・、男の方は丸見えよ・・!!」などといいながら帰って行くらしい。
このあたりがこの温泉のおもしろい所でもある。
熊の湯は本来、地元の漁師さん方が一日の仕事の疲れを癒す生活の場所でもあり、観光客のためではないのである。
何故なら、この熊の湯は「熊の湯愛好会」の方々が造成したもので、日々清掃し、管理をして頂いていて、お陰で綺麗で清潔な露天風呂なのである。
熊の湯は「秘湯」ではあるけれど、事実上は秘湯ではないかもしれない。 地元の方々が家族連れで通う「みんなの温泉」である。
そこは羅臼やその周辺に住む人々の憩いの場であり、日常生活の一部であり、公共の場所である。 当然利用上のルールやマナーがある。
因みに、熊の湯の入り口には地元民による『入浴十ヶ条』<というのが記されて在る。
その1 入浴前に「注意書き」をよく読むこと
その2 湯船時は体を洗い、更にお湯を2,3杯かぶってから入ること。
その3 湯船に入って熱いと思ったら、1回目、2回目、3回目と静かに入ること。
その4 湯船に入って熱いと思ったら周囲に相談して冷ますこと。
その5 浴場には絶対アルコール類は持ち込まない事。
その6 湯船に水着で絶対に入らないこと。
その7 誰もいない湯船でも、出した水は必ず忘れず止めること。
その8 ここのお湯は飲服用しても体に良いのでぜひ服用して下さい。
その9 湯船を掃除している時は、お手伝いをお願いします。
その10 入浴を数回繰り返すと十分に温まります、疲れをとってお帰り下さい。
(羅臼町、羅臼町観光協会、熊の湯愛好会)
羅臼温泉 『熊の湯』
泉質 含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
泉温 源泉95℃、浴槽42~44度(熱め)
効能 神経痛・冷え性・慢性皮膚病・筋肉痛・きりきず
料金 無料
施設 更衣室あり
浴槽 男女野天風呂(女性―囲い有り)
案内 目梨郡羅臼町湯の沢町 (羅臼観光協会)
以上、過ぎし日の「熊の湯」入浴体験記より。
次回は、「羅臼」
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