2011年11月27日日曜日

日本周遊紀行(184) 松江 「小泉八雲」

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 日本周遊紀行(184) 松江 「小泉八雲」   、





写真:松江城のお堀端に面する旧小泉八雲邸




小泉八雲が「神々の国の首都」と言わしめた松江・・、

お城を下って堀川の北部、その名も「北堀町」の古い屋敷群をのぞいてみた。 
堀川をレイの遊覧船が水面をゆっくり滑って行く。 

お堀端には古齢の松が、幹をくねらして水面に掛かる。 
だが、路上にある松の幹根部を良く見ると、舗装に覆うわれていて、植物に対する細心さが無いようで、これはチト残念ではある。 
全体としては、趣のある良環境を造りだしていて、この辺りは時間がゆっくり流れているようでもある。

この一角に「塩見縄手」という看板がある。
縄手」とは城郭の構えを定めるとき、先ず、縄張りをして塁壕や形態を定めるもので、今の基本測量のことである。 
城下町では縄のように糸筋に伸びた道路を「縄手」と称した。 

藩祖・松平氏の町奉行「塩見古兵衛」が城を縄張りし、改修したので、その名が付いたという。 
彼の旧屋敷が路の反対側に屋敷群と共に在り、やはり、長屋門を構えた豪勢な屋敷である。



付近に旧小泉八雲邸があった。
しっかりした門構えで表に「史跡小泉八雲旧邸」とあり、只今公開中の札が下がっていた。 
純和風の建物で、表庭には枯山水の庭園が施してある。 

彼が如何に日本贔屓の彼であったことが判る。 
小泉八雲(こいずみ やくも)は、本名はパトリック・ラフカディオ・ハーンという名でいなじみであろう。 
アイルランド人で1850年、40歳とき日本に帰化している。 
日本研究家として知られ、一方で紀行作家、随筆家、小説家でもある。 

名前の「八雲」は、一時期当人が松江に在住していたことから、そこの旧国名(令制国)である出雲国にかかる枕詞の「八雲立つ」にちなんだとされる。
さすがに日本贔屓のハーンであった。



我々は、小説『怪談』の中の「耳なし芳一」、「ろくろ首」、「雪女」などでお馴染みである。
実は妻・セツの昔話が小説の元になっていることや、幼い頃の暗闇体験の恐怖が基になって、数々の名作が生まれたという。
「耳なし芳一」は先に記したが、平家滅亡時の壇ノ浦での話である。


小泉八雲の随筆文・「神々の国の首都」より・・、

『 松江の一日は、耳朶の裏でどくんと搏つ脈拍のような音で目覚めることから始まる。厳かでやわらかな鈍い低音は――規則正しく奥深い心臓の鼓動に似ており、聞こえるではなく感じるという方が相応しい様子で枕越しに震える。何のことはない、米搗き杵を使って雑穀する音だ。その次は禅宗の洞光寺(とうこうじ)の大釣鐘がゴーン、ゴーンという音を町の空に響かせる。 次に私の住む家に近い材木町の小さな地蔵堂から朝の勤行(ごんぎょう)の時刻を知らせる太鼓の物悲しい響きが聞こえてくる。 そして最後には朝一番早い、物売りの呼び声が始まる、「大根やい、カブやカブ」と大根その他、見慣れぬ野菜類を売り回る物、そうかと思えば「もややもや」と悲しげな叫び声は炭火をつけるのに使う細い薪(まき)の束を売る女たちである 』


洞光寺は八雲の好きな寺であったようで、明治6年(1873)に松江で最初の小学校が洞光寺に置かれていた。

2005年3月、松江市は八束郡鹿島町・島根町・美保関町・八雲村・玉湯町・宍道町・八束町の1市6町1村が合体合併し、新制による松江市が発足している。


次回は、「玉造




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